2018年1月12日金曜日

Boyish Archive ②バンド結成まで インターネットは何を与えてくれたのか(あるいは失ったのか)





宅録で曲作りを続けていきBandcampやSoundcloudなどにアップロードをする日々を続けていましたが段々とSNS上で褒められたり海外のインディー系の音楽ブログで稀に褒められすることもありました。

(当時は全盛でした、インディーミュージシャンの音源がブログの紹介によって盛り上がり、レーベルからフックアップされる

流れがあったのです。後にSNSの普及などの要因により段々失速していきます。キャプチャードトラックスなどもその流れ
が当時あったと記憶しています。)

こうなるとバンドとして活動したくなってくるものです。ただ音楽友達が廻りに一切いなかったので、ある日薦められてから始めたTwitterというサービスからバンドメンバーを集めることにしました。


2012年付近はまだSNSが普及されておらずMixiが全盛でTwitterは一部の人しかやっていない雰囲気でした。

だからか不思議と気が合う人を何人かネット上で見つけることができました。
また、その人とは現行のインディーバンドが集まってイベントで会ったこともあり、気になっていた人でもありました。


こちらから連絡を取り、「やってくれないか」と連絡したところなんとOKを頂きバンドが軌道に乗り始めます。


(一緒にオールナイトのイベントに行って、終わったあと明け方永遠と山手線に乗り続けて喋っていたり

今思えば青春でしたね)

その人の友達経由でドラム、僕の知り合い(といってもネット上の)のベースを誘いメンバーも固まりました。



練習もコンスタントにしてライブも下手糞ながら数回やらせていただくことができました。

すると、もっと欲がでてくるものでメールで音源を日本のインディーレーベルに送ることにしました。

なんと幸運にもあるレーベルにリリースOKをもらい、そのままレコーディングが始まることになります。


しかしながら初ライブも右も左も分からない状況だったのにレコーディングとなると資金が必要になる!

と途方にくれ頭を抱えるのでした。


(つづく。)




          Friends - We'll Never Stay Together



日本のバンドで当時ここまで海外のバンドと共振したグループがいたでしょうか?

今聞いても新鮮なサウンドに聞こえます。(後に改名してTeen Runningsになります)
間違いなく後の日本のインディーバンドの先駆けかパイオニアと言っていいでしょう。
TennisやBest Coastと一緒に聞くとどうしても当時の事を思い返してしまいます。








        Sarah Records (1987-1995)


サラレコーズのジャケットのカッコよさには痺れてしまいます。

ローファイなサウンドが時代とマッチしていてよりその輝きは増して聞こえていました。
80年後期から始まった7inch中心のカタログを必死で集めていました。
2012年頃はまだ値段が落ち着いていた頃でキャプチャード勢の再評価のためか
ネコアコ関係のレコードは高騰していきます。







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